おっさんの寝言、小言、独り言

焼酎好きおっさんの「娑婆」論考。

24時間のファイト一発

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秋も深まり美味しいものが沢山出廻る時期となった。

焼酎のお伴もいろいろとあるけど、焼きナスなんかもいいし、キノコなんかいいよね~。

まさに食欲の秋! 一杯やりながら食べて、虫の音を音楽に寝て、また次の日がやってくる。日々有り難しだ。

でも油断ならぬことは体重の増加だ。

年を取ると新陳代謝がどんどん悪くなるから、食べすぎには気をつけなければ! でもやっぱり食べたい…。

そこでならば運動でもするか!となるのだが…。

 

さて、このところ増えているシリーズを書いているのだが、最近また増えつつあるな~というものを見つけた。

それはここ最近というわけでなく数年前からなのだが、増えているもの、それはフィットネス、スポーツジムだ。

人々の健康に対する意識の高まりはいいことだが、フィットネスクラブの何が気になるかというと、このところ24時間営業というジムがオープンしているのだ。

わざわざ夜中まで走ったり、筋トレしなくてもいいやんと思うのだ。

夜は寝るものだ。

もちろんいろいろな仕事で夜働かなければならない人も多くなっているのだろうけど…。

トレーナーや受付の人は起きて夜中じゅう仕事せないかんとなると、それって健康どころか不健康じゃないの?と思うのだ。

 

それともうひとつ思うのが何故みんなジムに通いたがるのかということだ。

ジムに行かなくても体を鍛えるならば外を走ってもいいし、山登りしたっていいのだ。

家で腕立て伏せ、腹筋したり、公園で懸垂したっていいのだ。

わざわざジムに通わなくてもよいではないか。おっさんが最もおススメするのは、鍬持って畑に行って土を耕すことだ。

これが心にも身体にも一番いい!ついでに美味しいものも後から実って、更にお得!!

まあ都会では無理な話だが、おっさんが住んでいるのは地方都市であり、まだ土地にもソコソコ余裕のあるところだ。

そこでわざわざコンクリの箱モノの中でトレーニングマシーン使って運動しなくても…。

なんだか人間はどんどん自然と離れていって、人工物ばかりに囲まれているようになっている。

それではいくら体鍛えても機械のようになっていくばかりだ。それとも周りに誰かいないと寂しいのかな???

 

ジムに通うためにはお金もかかる。

入会金に月々の使用料など出費は増えていく一方だ。きっとそこまで車で行くのだろうし…。

そのためにまた働かなければいけない。

残業代から月々の費用を賄う??

その働く仕事も面白くもないものが世の中あふれている。

毎日8時間、あるいはそれ以上同じことの繰り返しであり、更には機械に使われて、なんだか俺らがロボットとちゃうか?と思ってしまう。人

間て意思ある生き物だぜ!

 

ところでおっさんは夏の終わりと同時に走り始めた。

8月の子供のキャンプにスタッフ参加して余りにもの体力のなさに愕然としたためだ。

それ以来週に3,4回30~40分程度だけど走っている。

それも超ゆっくりだ。

子供の自転車にも追い抜かれる。

まあこの年になると膝も痛くなるので膝と相談しながらのランニングとなり超スローとなるのも仕方がない。

まるでカメの如くに走る。

そして公園で懸垂して腕を鍛えたり、脚を上げて腹筋を鍛える。

正直走る姿も、懸垂の姿も傍から見ると無様かもしれない。

けれどもなるべく外で、外の空気を吸って、景色の変化を見ながら運動をする。

少し距離を伸ばして田んぼの中を走るのは気持ちがいい。

唯一(ひざが悪い時ランニングの代わりに)泳ごうと思った時にプールに行くし、雨が降ってるけどちょっと運動して汗をかきたいという時に(公共の)ジムを使う。

けどジムにあるランニングマシーンはずっと同じ景色のままで正直嫌いや…。

あれも考えようによっては人間が走らされているみたいなものだ。

おっさんとしてはまた山登りができるようになりたいし、いつかはトライアスロンにでてみたいと思う。

 

だから自然と接する中で体を鍛えたいと思う。

そして毎度のこととなるが自然と共にある生活を心がけたいと思う。

自然素材の家に住み、走る時はポリエステルなどの衣類であったとしても、普段は自然素材の服を着て生活したいと思う。

時に応じて人工物も使うこともあるが、基本は自然と共にある。

現代科学のメリットを生かしつつ、古き良き日本を活かした温故知新な生活をする。

そして夜はうまい酒を一杯飲む。

そんな生活を心がけたいものだ。だから夜は寝るし、24時間ジムなど不要だと思うのである。